障害者向けグループホーム「宮前かぐやの里」に、黄桜酒造の河童のキャラクターで名を馳せたイラストレーター・小島功さんが描いた2012年(辰年)の年賀状が飾られている。
これは、東有馬在住で小島さんの最後の弟子である畳ショージさん(81/本名・塩田捷治さん)が同施設に寄贈したもの。畳さんは「先生は毎年、手刷りの木版画を年賀状にしていた」と話す。

寄贈された年賀状
新年にあたり、元宮前警察署長でかぐやの里の小坂公造施設長は「私の主な仕事は利用者さんたちの自立に向けての介助やアドバイスですが、その傍ら防犯冊子『犯罪と依存症から身を守る』を作成してアリーノや向丘出張所などで配布していますのでごらんになってください」と話し、渡邊寛美理事長は「『笑う門には福来る』。今年も『かぐやの里だより』を通じて、この地の魅力も一緒に発信していきたいと思います」と抱負を語った。