テーマ「ジャズは橋を架ける」

　今回で11回目となる「かわさきジャズ」が９月15日（月・祝）から11月23日（日・祝）の70日間、川崎市内各地で開催される。７月８日にはかわさきジャズ実行委員会(草壁悟朗実行委員長)と川崎市が２０２５年のラインナップをミューザ川崎（幸区大宮町）で発表した。

ＢＲＩＤＧＥアーティストは山田ゆきさん

　「ジャズは橋を架ける」をテーマに、２０２５年は10会場で公演を予定。地元音大や市民、世界的なジャズプレイヤーらが川崎の秋を盛り上げる。発表会であいさつに立った草壁実行委員長は「年代、地域、国籍を超えてみんなが一体感を持って楽しんで欲しい」と期待を込めた。イベントの「顔」となる「ＢＲＩＤＧＥアーティスト」にはジャズボーカリストで母親、歯科医師としての顔も持つ山田ゆきさんが選出。発表会に出席した山田さんは「ジャズを通して笑顔にしたい」と抱負を語った。山田さんはこの日の発表会のために作曲したオリジナル曲をピアニストの杉山貴彦さんと披露し、会見を盛り上げた。

　かわさきジャズは川崎独自の音楽フェスティバルとして２０１５年に始まり、２０２４年は約３万７千人が来場した。