横須賀市自然・人文博物館(深田台95)は9月21日(日)、現在開催中の特別展示「横須賀の歩んだ昭和」の関連企画として、戦時下の横須賀をテーマとした特別講演を行う。
太平洋戦争末期に不利な戦局の挽回策として投入された特攻について、横須賀出身の隊員に焦点を当てて、戦争の悲惨な実態を学ぶ。
兵士が爆弾を積んだ航空機ごと敵艦に体当たりする神風特攻兄弟と本土決戦に備えて考案された伏龍特攻隊員を取り上げる。特攻という無謀な戦術が出現した背景だけでなく、敗戦後の国のあり方についても解説する。元神奈川大学特任教授の坂井久能氏が講師を務める。
会場は同館1階講座室。時間は午後1時30分から3時。定員60人で先着順。参加無料。問い合わせは同館【電話】046・824・3688。