東戸塚「祭りで地域活性を」
東戸塚街づくり開発委員会が主催する新たなイベント「東戸塚新戸塚観音堂秋祭り」が10月11日(土)、新戸塚観音堂(川上町253の4)で開催される。事務局・藤芳祥子さんは「このお祭りを東戸塚の新しい伝統にしていきたい」と意気込む。
同委員会は東戸塚駅が開業した1980年の翌年に前身の組織が設立され、建築物の協議から清掃・防犯活動まで幅広く街づくりに取り組む。
藤芳さんによるとコロナ禍を経て、地域のイベントが減少したことを受け、同委員会では地域活性のための新たなイベントを検討してきた。子どもの参加を前提に企画を模索する中で、祭りの開催と子ども神輿の実施が決まったという。
会場には、東戸塚の発展を願って建てられ、地域住民からも親しまれる新戸塚観音堂が選ばれた。午前11時からの縁日では、射的やスーパーボールすくいのほか、フランクフルトなどの飲食も楽しめる。
子ども神輿は午後3時から実施。会場と上品濃公園までの道のりを、途中担ぎ手を交代しながら約1時間半かけて往復する。藤芳さんは「担ぐ経験や祭りでの交流が、子どもたちの自信につながれば」と話す。当日の飛び入り参加も可能。未就学児の参加は保護者同伴が必須。雨天時は翌12日(日)に順延となる。