山口蓬春記念館は、「湘南邸園文化祭２０２５」の一環で11月９日（日）に開催する「逗子・葉山の歴史的建造物を巡る」の参加者を募集している。同講座では、旧皇族の別邸や逗子の史跡などを専門家の案内で巡る。

　当日は、旧東伏見宮葉山別邸（入場見学）、旧足立邸（外観のみ）、山口蓬春記念館（入場見学）、旧脇村邸（外観のみ）、六代御前の墓などの史跡を訪れる。

　特に、旧東伏見宮葉山別邸、旧足立邸、山口蓬春旧宅は国登録有形文化財で、見どころの一つとなっている。さらに、旧東伏見宮邸と山口蓬春旧宅については、普段は入ることができない部分も今回特別に案内される予定だ。

　講師は、元鎌倉国宝館学芸員の浪川幹夫氏が務める。古文書学・中近世史を専門分野とし、鎌倉国宝館をはじめ、鎌倉市教育委員会文化財課、鎌倉文学館、鎌倉歴史文化交流館で学芸員として従事した経歴を持つ。

　時間は午前９時から午後０時30分。定員30人。

参加費は３０００円で、見学料・資料代・保険代・イヤフォンガイド・レンタル料等が含まれる。ただし、移動の際のバス代は別途各自で負担が必要。

　申込はＪＲ東海文化財団のホームページから。先着順で、締切は11月４日（火）。なお、申込後のキャンセルは不可。

　イベントは雨天（小雨）決行、荒天中止。

　山口蓬春記念館（三浦郡葉山町一色２３２０）、【電話】０４６・８７５・６０９４（午前10時～午後４時30分、火～日曜）