藤沢や茅ヶ崎などを拠点に活動するプロバスケットボールチーム「湘南ユナイテッドBC」が、今季の折り返しを迎えた。15チーム中8位以内に入らなければ、優勝のチャンスを逃すことになる。また、Bリーグは来季からリーグ構造を刷新。現在プレーする「B3」からチームが目指す「B.LEAGUE ONE」への参入を果たすには、ホームゲーム入場者数年間4万人が必須条件になる。新年の幕開けに、チームを勝利へと導くキーマンを取材した。

プレーオフ進出を懸けて
今季ここまでの戦いを振り返り、チームのパフォーマンスをどう評価しますか。

石「うまく波に乗れきれなかった。けが人も多かったですし」
重「2連勝は一度だけで、勝って負けての繰り返し。あまり好調とは言えません」
伊「勝率6〜7割は欲しかったが、トントン。この結果をしっかりと受け止め、前へ進みたい」
ジ「プレーオフの順位から外れている。残念ですが、希望がないわけではない」
鈴「新体制となってからは、ディフェンスに重きを置きました。相手にプレッシャーをかけられるようになるなど、少しずつポジティブな面も出てきましたが、まだ1対1での場面で簡単に抜かれてしまう。オフェンスはまだ詰めきれていない。個々の良さは出ているのですが」
克服すべき課題点は。

重「一人一人の能力は十分にある。今は一試合40分通し、やり切る力が必要。流れが悪いと慌ててしまう。まずは皆を落ち着かせるため、着実に1本取るように心がけています」
石「やるべきことができていない。でも爆発力なら自信がある。年齢の近い家族のようで、仲の良いチームの良さを生かし、もっとコミュニケーションを取ってゲームに挑める環境を整えたい」
鈴「連動性が足りない。個だけでなく、皆で責任をもって攻めて守らないと。特にオフェンスはテンポが悪くなると個人技に走ってしまう傾向にあり、結果、自分たちでゲームを壊してしまっている。オフェンス、ディフェンスともにさぼらない選手がそろっている。人間性も真面目。全員でボールをシェアしながら点を取っていきたい」
伊「流れに乗ったら相手も止められない。でも一貫性、根気強さが大切。自分もそう。日本人選手では最年長で、精神的な支柱にならなければならない。でも気持ちにムラや弱さが出る。自分にもプレッシャーをかけて成長し、チームを奮い立たせたい」
ジ「集中力。あとは攻めも守りも積極性が勝利への鍵をにぎる」
ブースターとの交流は増えましたか。

重「観客は増えた」
石「今まで見なかった顔の人がタオルを買って振っています」
伊「まだ幼い自分の子どもが試合会場へ来た時に声をかけてくれたり面倒を見てくれたりするブースターも。温かい」
ジ「私たちの成功においてブースターの存在は必要不可欠。私自身も歓迎されていると感じる。プレーで貢献したい」
鈴「駅前で試合告知のチラシを通行人に配ったりサイン会を開いたり、選手は頑張っています」
湘南エリアの好きなところは。

石「幼い頃に父と魚釣りへ行った海が好き」
鈴「富士山が見える景色。あとは生シラス」
ジ「地域密着型チーム。日頃からブースターともよく顔を合わせる。ゆったりと流れる時間も良い。餃子の美味しさには驚いた。ラーメンや寿司もお気に入り」
身長208cmのジェイコブ選手ですが、子どもたちが大きく成長するにはどうすれば。

ジ「牛乳を飲むことはもちろん、野菜もたくさん食べてね」
今季チームはどこを目指していますか。
重「プレーオフ進出。シーズン後半戦は上位チームとの試合も増える。今以上にチームが団結し、やるべきことを遂行していきたい」
石「優勝。そのためにはプレーオフの位置にしっかり入らないと」
伊「プレーオフは最低目標。勝ちに貪欲にならないと。切磋琢磨しながら弱みを減らし、強みを増やしていきたい」
ジ「前へ突き進むだけ。勝ち癖をつけたい」
鈴「ハードな練習を毎日重ねている選手たち。高みに導いていきたい」
読者へ一言
重「観に来て良かったと思えるプレーをします。ぜひ会場に足をお運び下さい」
石「皆さんのサポートが力になります」
伊「皆さんの叱咤激励が、いつも自分たちの背中を押してくれます」
ジ「ご支援ありがとうございます。試合で内なる闘志を爆発させます」
鈴「いよいよ勝負の後半戦。ブースターの皆さんの明日への活力になるような試合を魅せます」












