「片づけなさい」子育て中、何回言うのでしょう。
たぶん数えたら大変な数字になります。
先日も部屋に入ると、床が見えませんでした。
おもちゃ。絵本。色鉛筆。なぜか靴下もあります。
どうやら床を埋める遊びでも始まったようです。
「片づけようか」そう言うと、
「あとで」返事だけは立派です。
しかし、その”あとで”が来た試しはありません。
そこで、ふと聞いてみました。
「なんで片づけないの?」
すると少し考えて、「だってまだ使うかもしれないから」
なるほど。確かに理屈は通っています。
しかし床を見る限り、全部を同時に使う予定には見えません。
しばらくして今度は別のおもちゃを取り出しました。
そして数分後。
また別のおもちゃ。さらに別のおもちゃ。
部屋はますます賑やかになります。
「それも使うの?」と聞くと、
「使うよ」即答でした。
数分後には放置されていますが。
ある日など、「片づけないと踏むよ」と言った直後、自分がブロックを踏みました。
痛い。
とても痛い。
しかし子どもは笑っています。
どうやら被害者はこちらだけだったようです。
結局その日も、一緒に片づけることになりました。
箱に入れながら、
「これはここ」「これは宝物」「これはまだ遊ぶ」
なぜか分類会議まで始まります。
ようやく終わったと思ったら、
今度は空いたスペースで新しい遊びが始まりました。
部屋はきれいになりました。ほんの5分ほど。
その後どうなったかは、ご想像の通りです。
今日もどこかで、「片づけなさい」と言っている人がいるかもしれません。
そして言われている方は、「あとで」と答えているかもしれません。
あなたの家にも、そんな時代はありましたか。












