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施設改修のため休館していた「真鶴町立中川一政美術館」が10月1日に再開!

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施設改修のため休館していた「真鶴町立中川一政美術館」が10月1日に再開!
作品を紹介する蔵本さん

 施設改修のため休館していた真鶴町立中川一政美術館が、2026年10月1日に再開した。工事凍結などで休館が1年6カ月に及んでいたが、展示方針の見直しや9130万円の寄付が後押しとなった。

 真鶴町を拠点に創作活動を行い、文化勲章を受章した画家中川一政(1893年―1991年)の作品約850点を収蔵する同館。1989年に開館し、91年度に約8万5千人だった入館者が2024年度は約5千人に減少し、年間約2300万円の赤字となっていた。

 真鶴町は当初、運営方法の見直しや老朽化が進んだ建物の修繕のため25年4月から1年間の休館を決めた。その後小林伸行町長が周辺施設との一体的な検討や、運営の外部化を理由に改修を見送っていた。

 これらを受けて、学識経験者や中川一政の遺族らが参加する真鶴町立中川一政美術館運営審議会が、町と展示方法見直しなどの検討を重ねた。その結果、一政作品限定だった展示に町児童の作品や文化財も一部並べることで、来場客増加を図る方針へと変更。さらに今年4月、一政と親交があった匿名個人から約9130万円の遺言寄付が寄せられたことで、修繕や運営費の目途が立ったことなども後押しとなった。

再開に全国から喜び

 再開決定を受けて同館学芸員の蔵本敬大さんがSNSなどで発表したところ、全国のファンから喜びの電話や問い合わせが寄せられたという。

 現在「風景のまなざし」をテーマに地元の各地を描いた『福浦』、篠山紀信氏と共にキャンバスを運んで描いた大作『駒ケ岳』『薔薇』『向日葵』などのほか、片岡鶴太郎氏や町所有の絵画作品が並ぶ。

 蔵本さんは「一政先生の魅力は、圧倒的な筆のパワー。絵葉書や画面越しでは伝わらない生の迫力を届ける場所が戻ってうれしい」と話した。

住所

神奈川県足柄下郡真鶴町中川一政美術館

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公開日:2026-10-09

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