「忠臣蔵」で赤穂浪士に討たれた吉良上野介の吉良家が蒔田に城を持っていたことを題材にした浪曲が11月24日(土)に旅館松島=蒔田町=で披露される。蒔田に関わりのある吉良氏を調査する「蒔田の吉良歴史研究会」(斎藤勁会長)が2カ月に1回開いている講演会の特別企画。
浪曲師の東家一太郎さんが「まぼろしの城」とも言われ、現在の横浜英和学院の場所にあった蒔田城と小田原北条氏から嫁いだ姫たちの話を浪曲にした。9月に横浜にぎわい座で披露し、好評だったため、特別企画が決まった。相三味線(曲師)は妻の東家美(みつ)さんで、浪曲師と曲師が夫婦のコンビは日本で唯一だという。
参加費1500円、その後の懇親会は4千円。詳細は同会事務局(旅館松島)【電話】045・731・2720。