五穀豊穣や無病息災を祈念「射的(まとう)祭」@長尾神社【川崎市多摩区】

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五穀豊穣や無病息災を祈念「射的(まとう)祭」@長尾神社【川崎市多摩区】
過去の様子

 長尾神社(長尾3の10の1)で行われる「射的(まとう)祭」の開催日は、毎年1月7日に近い日曜日。今年は13日、午前10時からの開催に向けて準備を進めている。主催する同奉賛会の井田隆也会長は「先人が残し引き継がれてきた行事を、古式通りに次世代に伝えたい」と思いを語る。

井田会長(右)と鈴木副会長

射的祭の起源は鎌倉時代以前と伝えられ、的を射ることで五穀豊穣や無病息災を祈念。奉賛会を中心に地域住民も多く訪れる。射手には稚児と呼ばれる7歳の男児2人を選出。代わって介添人が座布団に座ったまま矢を放つのが長尾の特色だ。

昨年の射的祭=主催者提供

伝統をつなぐ

催しは長尾の6地区が順番に当番となり、全体を仕切る。今年の当番組は雪ヶ坂。1月6日には、梅の木や麻縄、長尾近辺の東根笹を使って道具の制作に取り掛かるという。射的後の直会(なをらい)の準備も当番組の役目。同地区代表の鈴木実弥一副会長は「子どものころから見てきた。代々継いでいくためには、初めての人にも参加してもらわないと」と話していた。

開催日

2019年1月13日(日)
10時~

住所

神奈川県川崎市多摩区長尾3-10-1

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公開日:2018-12-28

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