今年も極楽寺(秦野市鶴巻1861・守本善英住職)の境内で、ロウバイの花が咲き始めた。ふわりと香る甘い匂いに誘われ、散歩中の人が足を止めて眺める姿も。
ロウバイは中国原産の落葉低木で、直径2cmほどの黄色い花をつける。半透明でにぶいツヤのある花びらが蝋細工のようであることから「蝋梅」という名がついたという説もある。冬になると葉がすべて落ち、黄色い花が枝を彩る姿が特徴的だが、同寺によると今年は例年よりも遅いそうで、1月7日時点ではまだ葉が多く残っていた。見頃は1月中旬から下旬にかけてとみられている。