良質な映画に出会う場
映画配給会社・キノフィルムズなどを傘下に持つ木下グループ初の映画館「kino cinéma 横浜みなとみらい」(佐古和磨支配人)が、4月12日にオープンした。場所はMARK IS みなとみらいの隣、41街区のスターバックスとTSUTAYAが1階に入るミッドスクエアの2階だ。
3スクリーン ゆったり席のミニシアター
111席2室と55席1室の計3スクリーンというミニシアター(いずれも車いす席2席含む)。こだわりの座席は、全席リクライニング仕様で、通常分け合う形が多いひじ掛けも一席ごとに2つ設置する。前席とのスペースにも余裕を作り、「良い作品をゆったりと楽しんでほしい」という願いを形にした。
常時5〜6作品を上映していく予定。メジャー、マイナー関係なく、「良い作品は良いというスタンス」と、シネマコンプレックス(複合映画館)との差別化をはかる。
GW期間中は『幸福なラザロ』『ボヘミアン・ラブソティ』など
平日はオフィス街のビジネスパーソン、土日は観光客と、「常に人がいる立地が素晴らしい」と同地区の魅力を語る佐古支配人。「見終わった後、誰かに自慢したくなるような、お気に入りの一本が見つかる映画館にしたい」と意気込む。
ゴールデンウィーク期間中は、話題作『ボヘミアン・ラプソディ』、実際にあった詐欺事件を通し現代の聖人を描く衝撃作『幸福なラザロ』などを上映する(変更の場合あり)。年会費1,000円のkino cinéma会員は、通常1,800円が1,300円となり、火曜、木曜は1,000円などの特典がある。上映スケジュールなど詳細はHPへ。