認知症の人を介護する家族らに向けた講演会「認知症あんしん生活実践塾2019〜家族で治そう認知症〜」が8月18日(日)、川崎市総合福祉センター(エポックなかはら)で開催される。主催は(一社)日本自立支援介護・パワーリハ学会と同実行委員会。
「認知症あんしん生活実践塾」では、国際医療福祉大学大学院教授の竹内孝仁さん(=人物風土記で紹介)が提唱する「食事、水分補給、運動、排泄」の4つに重きを置いた認知症ケア理論を推進。このケアを実践し、これまで200人ほどの認知症症状が改善されたという。当日は竹内さんによる理論の解説や、ケアに取り組んだ家族や介護施設職員による事例の発表が行われる。
竹内さんは「全国的にも先鞭をつけて認知症ケアを実践してきた川崎市での開催。認知症はこうすれば改善できると学んでいただければ」と話す。
川崎市の認知症高齢者の数は、2015年時点で4・2万人を超えており、市内の高齢者の約7人に1人が認知症であると推計されている。今後も増加を続け、2030年度には8・6万人になると想定されている。
講演会の定員は先着400人。参加費無料、資料代1000円。事前申込制。参加希望者は、氏名/住所/電話番号/FAX番号/メールアドレスを明記の上、実行委員会事務局【FAX】03・6407・4234へ送付を。(問)【電話】03・6407・4233