新進気鋭のプロ和太鼓集団「彩-sai-」が10月5日(土)、逗子文化プラザなぎさホールで初の公演を行う。2005年、東京大学で結成された同グループ。「楽しいが響きわたる」をモットーに、圧倒的な迫力と響きをいかしたステージを届けている。映画やCMなど多数のメディアに出演。海外での文化交流事業にも多数招待され、これまで20カ国以上で迫力ある演奏を届けている今注目の和太鼓集団だ。
高校生から刺激
今回の目玉の一つは、逗子開成中学校・高等学校和太鼓部とのコラボレーション。市内外のイベントや福祉施設等で演奏を披露しており、そうし た活動や実力が評価され実現した。先月26日には逗子開成高校で練習が行われ、彩から3人、同部から22人が参加。当日の流れを確認し、叩き方や演奏のポイントを彩のメンバーが伝えた=写真。同部の部長を務める林田昂大さん(高2年)は「憧れの存在である彩の皆さんと同じ舞台に立ててとても嬉しい。お客様に楽しんでもらえるよう、全力で演奏したい」と笑顔で語った。
また、彩のメンバーも多くの刺激を受けているという。代表の葛西啓之さんは「和太鼓は技術も大事だが最後は気持ちで打つもの。生徒の皆さんのピュアでエネルギッシュな気持ちに触れ、私達も気持ち新たに公演に臨める。ぜひ、本番を楽しみにしてください」と意気込んでいる。公演情報はHPで確認を。