鶴見区馬場や寺尾周辺エリアで12月1日、星型のイルミネーションで地域をつなぐ「スターロード」がスタートした。22回目となる今年は、新型コロナウイルスの影響で点灯式を中止。参加家庭や店舗などがそれぞれで点灯する形となった。
スターロードは1999年、次世代の子どもたちへのプレゼントと、地域のつながりを深めることなどを目的に地域住民らが企画。代表者を立てず有志の実行委員会を立ち上げて毎年実施している。
星型イルミを飾るのは、趣旨に賛同した個人や店舗、企業など。開始当初は馬場南部自治会周辺のみだったが、人から人へつながり、現在では響橋や獅子ヶ谷通りの方面にも広がっている。
イルミネーションでつながるまち
毎年12月1日、点灯式として、サンタクロースに扮した住民らによる子どもたちへのお菓子配り、ハンドベル演奏が行わていたが、今年はコロナ禍で中止とした。一方で、光の数は変わらず、発起人の一人で馬場町南部自治会の宮野昌夫会長は「こんな状況でも参加してくれてありがたい。なかなか対面できないつながりを感じる」と話した。
点灯は1月15日まで。