川崎市岡本太郎美術館(枡形)で開催中の企画展「高橋士郎 古事記展 神話芸術テクノロジー」に関連して、作品の一つ「アマビエ」が川崎市役所第3庁舎(川崎区)に登場。先月25日から、1階ロビーで来庁者を見守っている。
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空気膜構造ロボット(バボット)を考案する造形作家・高橋士郎氏が、新型コロナウイルスの早期終息と企画展の無事を祈願し、同展にあわせて「アマビエ」を制作。7月から同館のエントランスホールで展示してきた。これが加藤順一副市長の目に止まり、同館学芸員の大杉浩司さんが市庁舎に置くことを提案。高橋氏も快諾し、新たな1体を制作した。
同作は高さ3・4メートル。市庁舎では10月9日(金)まで、平日に展示される。同企画展も10月11日(日)までと残りわずか。大杉さんは「古事記展の40柱の神様と共にアマビエがコロナを収束させ、川崎市民の健康を守ってくれることを願っています」と話している。
マルシェ初開催
企画展最終日の10月11日には、美術館前の母の塔広場で「TAROマルシェ」が開かれる。午前11時から午後4時。作家による工芸品やアート作品の出店、ミニパフォーマンスなど。詳細はこちら。