五反田自治会(吉田輝久会長)が先月29日、五反田川沿いで七夕の飾り付けを行った。当初は28日の予定だったが、雨のため順延。五反田神社横の竹藪から取ってきた孟宗竹2本と、笹竹約70本を役員らが取り付けた。
同自治会の七夕飾りは今年で12回目。「3密」を避けるため子どたちを集めてのイベントは取り止め、短冊は自宅で書いてもらったものを事前に回収するなど工夫。およそ150枚の短冊に加え、生田地区老人クラブ連合会(根本政夫会長)が寄贈した折鶴約100羽も飾られた。
短冊には「早くコロナが収まりますように」「いつものようにみんなと遊べる日が来ますように」など、平穏な日々が戻ることを願う声も。通行人を楽しませようと、「シルバー川柳」を書いた短冊も交ざっている。
コロナ禍での実施について、「周辺に3つの保育園があり、子どもたちのためにも七夕をやってあげようということになった」と吉田会長。「河津桜やこいのぼりに続いて、季節を楽しんでもらいたい」と語った。