老人ホーム選びで、特に重視される項目が「入居費用」。老後の家計をやりくりするなかで、適切な費用を選択することは欠かせません。
今回は、月額7万円台~とリーズナブルな入居利用料が魅力の「軽費老人ホーム東野園」(横浜市瀬谷区)を取材!その秘密に迫ります。
そもそも、軽費老人ホームって?
一口に高齢者福祉施設と言っても、「有料老人ホーム」や「サービス付き高齢者向け住宅」など、対象者やサービス内容によって様々な種類があります。
「軽費老人ホーム」は、家庭環境や住宅事情等によって自宅生活が困難な人が、低額な料金で利用できる施設です。
自立して生活できる60歳以上が対象
対象は、自立した生活を送れる60歳以上の人。部屋は個室で、東野園には夫婦部屋も。
「お子さんが独立して、これまでの家が広くなってしまったというご夫婦が入居されるケースもあります」と平野施設長。
- ライフスタイルの変化に合わせて、入居を検討する人が多いそうです。
なぜ可能?リーズナブルな入居利用料の理由
(1)横浜市の補助金を受ける公的な施設
利用料が月額7万円台~とリーズナブルなのは、軽費老人ホームが横浜市からの補助金を受ける公的な施設だから。
- 行政と関連した施設ということで、「安心感」を抱く人も多そう。
(2)入居者の年収に合わせて利用料が決まる
入居者の年収に応じて利用料が変わるという点も、大きなポイント。
例えば、年収150万円以下の場合、事務費徴収額・一般生活費・水道光熱費・冬季加算を合わせて、月額利用料70,460円~とリーズナブル。
- 自身の収入に応じて入居できる点も、安価な利用料に加えて、二重に嬉しいですね。
栄養士が献立した食事つき!しかも1日3食
専門店から仕入れる、こだわりよう
驚きなのが、食堂で1日3回食事の提供があるということ。季節感や栄養バランスを考慮しながら、栄養士が献立したもので、健康維持に役立ちそうです。食堂横に一週間の献立表が貼られているのですが、とにかく多彩。
食事を楽しみにしている人が多いというのも頷けます。
- 平野施設長も食事は特に自信がある様子。肉や魚はスーパーではなく、専門店から購入しているとのこと。
出来立てホカホカ、家庭の味
取材ということで実際にご馳走になりました。食堂すぐ横の調理場で作られているため、出来立てで美味しい!施設食というとつい寂しい味をイメージしてしまいますが、こちらの食事は家庭的。
食べると、どこか心が温かくなります。
自然豊かな周辺環境
「横浜市」と聞くと「都会」をイメージする人も多いと思いますが、瀬谷区は横浜市のなかでも自然豊かなエリアです。
「瀬谷市民の森」で森林浴も楽しめる
東野園の周りには、広大な「瀬谷市民の森」が広がっています。施設の裏手には、市民の森の脇を抜けていく小道が続いており、森林浴しながら散歩を楽しむことができます。
安心・安全・やすらぎがモットー
「利用者の皆さまが生きがいを感じて生活していただけるように、職員一丸となってサポート致します」と平野施設長。
- 自立支援や介護予防の一環として、季節の行事やクラブ活動などもあるそうです。
待機者もいる人気施設
平野施設長は「ご関心がある方はまず一度、施設見学にお越しください」と呼びかけています。詳細は下記までお気軽に。