講師料金は1回100円 お小遣いから出すのがルール!
サッカーやフットサルでゴールを守り抜くポジション「キーパー」(以下GK)に特化したスクールが今月から、逗子海岸で開講している。主宰するのは逗子市在住で元フットサル日本代表の石渡良太さん。技術だけでなく、子どもたちの成長にも繋がればと意気込んでいる。
失点を防ぐ最後の砦となるGK。些細なミスが失点に繋がったり、プレー一つで試合の流れが大きく変わる重要なポジションだ。しかし、国内では指導が行き届いていないのが現状。専任コーチもほとんどいないという。
石渡さんは葉山町出身。子どもの頃はいわゆる「運動音痴」だったが、努力を重ねて大学4年までサッカーをプレー。その後フットサルに転向し、日本代表選手として活躍した。現在はクラブチームや聴覚障害のある人たちが行うデフフットサル日本代表のコーチなどを務めている。「海外では子どもの頃に基礎を学び、その後の成長に繋がっている」。これまでの知見を生かし、まずは地域の選手の底上げを目指す。また料金は1回100円で「お小遣い」から出してもらうのがルール。「なければ片付けを手伝ってもらい、子どもたちの主体的な参加に繋がったら。初心者も大歓迎です」と話している。
練習は毎週火曜日、午後3時30分から逗子海岸東浜で開催している。
悪天候の場合は中止。