平間小学校(佐川昌広校長)の6年生が3月16日、SDGs(持続可能な開発目標)を呼びかけるオリジナルの横断幕を平間銀座商店街(石井雄介理事長)に掲げた。
製作費は募金で
地域を盛り上げようと同校と商店街が企画した。デザインは、数パターンの候補から児童らが多数決で選定。青色を基調に、同校が積極的に取り組むSDGsのアイコンや児童が考えた商店街のキャラクター「平丸」が盛り込まれたデザインになった。製作費は商店街に募金箱を設置して寄付を募った。目標金額の2万円に対し約3万円が集まり、余剰分は次の製作費に充てる。
3組の松花笑(かえら)さんは「想像以上の迫力があって、これを自分たちが作ったと思うと達成感がある。募金に協力してくれた人々に本当に感謝」と思いを込めた。石井理事長は「通行人がふと見上げてしまうような目立つデザインになった。商店街のシンボルになればうれしい」と話した。