必要な人の中古車販売
ローンが組めなくても、分割払いでクルマを買うことができる「自社ローン」。コロナ禍の経済不安で、利用者が増えているそうです。八王子にある「カーマッチ八王子片倉店」で話を聞いてみたら、社長が熱い思いを語ってくれました。
通常の自動車ローンが通りにくい人としては
- アルバイト・パート
- 派遣社員の人
- 勤続年数の少ない人
- 住宅ローンなど他社からの借り入れがある人
- 年金生活者
- 自己破産経験者
などが挙げられますが、自社ローンであれば「借り入れ可能」な場合もあります。
「お客さんはビジネスパートナー」
同店は、空調設備会社「㈱ケイズエアシステム」が運営。代表の鹿山剛央さんによると、同社の社会貢献+ビジネスの仕組みとして始めたそう。
「自社ローンを扱っているところでは『どうせローンが通らないんでしょ』とお客さんの足元を見て商売をするところもあると聞きます。ウチはお客さんとフィフティフィフティの関係でいたい」と鹿山さん。
「世帯年収などから、お客様が無理なくクルマのある生活を送れるようにしたい」と鹿山さん。「例えば『事業に失敗して今はアルバイト』という人がいたとして、通勤のためにクルマがあると便利なら、それは立派な理由だと思います。本来できなかった仕事が、あるいは生活が、クルマがあることで可能になります」。実際に同店で扱うのはミニバンなどの「仕事」「家庭」で役立ちそうなクルマが中心。
取り扱い車種の一例
最新情報はhttps://car-match.jp/company-47/で確認を
「分割払いなので、長いお付き合いになります。ある意味ではお客さんというよりもビジネスパートナーです。こちらはお客さんに投資し、お客さんも自分の将来に責任を持つ。だからフィフティフィフティなんです」
「所得や経歴ではなく、これから再起しようとする人を応援するのがカーマッチ八王子片倉」
「自社ローンのイメージを払しょくしたい」
「ローンが通らないといっても、携帯電話の引き落としがルーズだったり、カードで滞納しただけの人も。何も特別な人ではありません。」と鹿山さん。
「私自身も、会社を立ち上げたばかりの頃は、お金を借りられなくて苦労しました」。だからこそ、「自社ローンは、前を向くためのセーフネットだと思ってもらえれば」