一般家庭や企業を問わず、ハウスクリーニングから内外装施工、遺品整理や特殊清掃も担うのが神奈川県綾瀬市に2013年に設立された株式会社オーククリーン。その業務などを取材しました。
まずは社長の柏木さんにお話を伺いました
株式会社オーククリーンの社長、柏木秀一さんは1987年、綾瀬市生まれの33歳。現在(2021年4月)は地域の商工業事業者が加盟する経済団体「綾瀬市商工会」の青年部を率いる部長でもあります。
柏木さんは26歳の夏、2013年に現在の株式会社の前身となるオーククリーンを設立しました。今も所属する消防団(綾瀬市消防団寺尾分団)の先輩団員からの紹介などでハウスクリーニングを請け負いながら、事業を拡大してきました。
2020年には株式会社オーククリーンを設立して会社を法人化。現在は14人を雇用する経営者として会社を経営しています。
そんな柏木さんのもう一つの顔が商工会青年部長。その活動の幅は会社経営や綾瀬市内での活動にとどまらず、県全体の商工会青年部の活動にも携わっています。
ハウスクリーニングから特殊清掃まで。
柏木さんが率いる「オーククリーン」の特徴の一つに「特殊清掃」があります。
この特殊清掃は社会の影の部分の目を向けた仕事で、柏木社長は「誰かがやらなければならない仕事」と言います。その仕事は、孤独 / 孤立死・独居死・自殺・事故・事件などで、誰かに看取られることなく最期を迎え、発見が遅れた為に遺体の腐敗が進行してしまった現場での清掃作業。腐乱臭(死臭)や害虫が発生し、居住空間が負った損傷箇所の原状回復を行う清掃といいます。
通常のハウスクリーニングとは違いより多くの専門知識や応用力、人間性が必要とされます。
柏木さんは「会社のためには何でもやる、という会社でも、この特殊清掃には二の足を踏むと思います。専門のスタッフがいないととても請け負うことができない業務で、社会においては誰かがやらなければならない業務なのではないでしょうか」といいます。
住まいの総合メンテナンス「オーククリーン」が提供する主な業務
- ルームクリーニング(エアコン洗浄、キッチン、トイレ、お風呂、窓回り他)
- 遺品整理、片付け
- 内装工事一式(壁紙、クッションフローリング貼り替え他)
- 外壁・外構工事一式・塗装工事・水道設備工事他