新型コロナウイルスの影響で、多くのイベントや行事が中止となり、経済はもとより様々な企業・団体の活動が制限を受ける中、ロータリークラブは職業奉仕の理念のもと、工夫を凝らし、地域支援や青少年健全育成のために活動を続けています。ここではコロナ禍の今だからこそできる活動を続けている大和市内の3クラブの今年度の活動を紹介します。
大和ロータリークラブ
物語の思い出、鮮やかに。絵画コンクール開催
大和ロータリークラブ(1962年創立、冨岡弘文会長)は小学生を対象に「やまと児童絵画コンクール2020」を開催しました。緊急事態宣言の影響で、12日間と県内で最も短い夏休みの中、児童たちから、多くの作品が寄せられました。
2020年11月にシリウスで開催された表彰式で、冨岡会長は子どもたちに「短い夏休みの中、思い出の場面を描いてくれてありがとう」と感謝の言葉を述べました。
- 2021年も夏休みに募集し、10月3日にシリウスで表彰式を行う予定です。
大和中ロータリークラブ
映画の代わり、除菌消臭器を寄贈
大和中ロータリークラブ(1978年創立、北砂明彦会長)は毎年、知的障害者を招いての映画鑑賞会や特殊詐欺被害防止のための落語鑑賞会を開いていましたが、人が集まる事業は難しく残念ながら中止に。そこで映画に招待する予定だった「松風園」(社会福祉法人しらかし会)に、映画鑑賞の代わりに、オゾン除菌消臭器10台を寄贈しました。
一方で、第6代会長の故長谷川清一氏の遺志を発展させ、10年目を迎えた青少年育成基金の助成は、2020年も無事に実施。今年は南林間中学校に助成金が贈られ、5月20日に例会で報告会が行われました。
大和田園ロータリークラブ
除菌シートに思い込め。日赤に寄付
大和田園ロータリークラブ(1983年創立、中村義雄会長)も、毎年実施している神奈川県赤十字血液センターの献血活動への協力が、3密を避けるために不参加となりました。そこでセンターへ除菌シート100個を寄贈。寄贈された除菌シートは、イオンモール大和での献血で記念品として使われました。
また3年前から交流が続く「ミャンマーファミリークリニックと菜園の会(MFCG)」へ寄付金が贈られました。厳しい情勢続くミャンマーから、代表の名知仁子医師がZoomで感謝の言葉を寄せました。
- ロータリークラブは7月1日から、新年度を迎えます。
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