自然豊かな全国各地の名所で撮った約50点を展示
永田地区センターなどで活動する写真クラブ「フォトサロン97」の写真展が吉野町市民プラザで5月25日から31日まで行われる。入場無料。
同クラブは市が主催した写真の講座に参加したメンバーを中心に1997年に発足。毎月第2金曜日に県内近郊で撮影会を開いている。
プロの写真家・向山康三さんを講師に招いた例会を永田地区センターで実施。撮影会で撮った写真を向山さんが批評し、技術向上を目指す。秋には「一泊撮影旅行」を企画。東北の名所などを訪れ、メンバー間の親睦を深める。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、昨年からイベントを自粛。2月に予定していた市内のクラブと合同で行う写真展も中止となり、活動の成果を地域に発表する機会を失った。
毎年、吉野町で行う写真展も中止を考えたが「地域を元気づけ、メンバーのモチベーション維持につながれば」と2年ぶりの開催を決めた。みなとみらいや鎌倉などの街並みのほか、自然豊かな全国各地の名所で撮った約50点を展示する。
同クラブの代表の栗山文男さん=人物風土記で紹介=は「写真は目と心を同時に動かしながら想像して楽しむもの。コロナ禍で地方に行くのが難しいので、会場で旅行気分を味わってもらえれば」と話している。
午前10時(25日は正午)から午後5時(31日は4時)まで。マスク着用などの感染症対策に協力を。問い合わせは栗山さん【電話】045・741・9594。