旧東海道藤沢宿に位置する「ふじさわ宿交流館」=西富=と藤沢公民館分館「済美館」=本町=の各1階ロビーに13日、浮世絵のラッピングを施した清涼飲料水自動販売機がお目見えした。
喉を潤す時にも藤沢宿に親しんで――。
市が歴史を生かした地域活性化の一環で導入。(株)伊藤園協力のもと、藤沢宿にあった江の島一ノ鳥居を遊行寺を背景に描いた、歌川広重「東海道五拾三次之内 藤沢(保永堂版)」が自販機前面にラッピングされている。
施設担当者は「地域の方、観光に訪れた方が藤沢宿の歴史や文化に触れるきっかけになれば」と話した。