横浜市緑区のTamacafe(台村町186)の店の前のスペースで毎月第1、3水曜日の正午から午後3時まで「野菜マルシェ」が開催されている。
マルシェを企画している北原まり子さん(72)は、元小学校教諭。35歳頃から市民菜園を借りて、野菜作りを行っていた。趣味とはいえ、その後、「独学ではなく、学びたい」と農家から10年以上にわたり畑作りなどを教わった本格派だ。
2016年頃からは、青葉区で農地を借りて、仲間らと野菜を育てている。育てた野菜は、友人や家族で食べていた。客として、Tamacafeを利用していた北原さん。時々、同店のオーナー川口陽子さんに野菜を”お裾分け”していると、「店の前で販売してみたら」と声をかけられた。18年10月にスタートした野菜マルシェには、旬の野菜がずらりと並ぶ。また、野菜の食べ方を伝えるチラシも作り、ただ販売するだけでなく、美味しく食べてもらえるように工夫も凝らしている。北原さんは「毎月やっているので、気軽に立ち寄ってもらえたら。美味しい野菜を食べて」と笑顔を見せた。
次回は6月2日(水)の正午から午後3時に実施予定。問い合わせは、北原さん【携帯電話】080・3088・6844へ。