佐藤隆一住職が4期目再任
川崎区、幸区内の41の寺院が加盟する川崎市南部仏教会は5月16日、総会を開き、真言宗智山派圓能院(川崎区小田)の佐藤隆一住職が会長に再任された。任期は2年。佐藤住職は2015年から会長を務め4期目。「コロナ下で花まつりなどの今まで通りの行事が行えないが、こういう時だからこそ、若い人が聞きに来るような講演会など、時代に即した新しいことにも挑戦したい」と意欲を示した。
テーマは「覚悟を持って生きる」
佐藤住職は6月6日(日)、川崎大師教学研究所が主催する川崎大師仏教文化講座「弘法大師撰『性霊集』を読む」に講師として登壇。「覚悟を持って生きる」をテーマに平安時代の淳和天皇の言葉「民の罪を予に推(ゆず)る(民衆の罪は自分が背負う)」を引き合いに講演する。奈良時代の聖武天皇の「責めはわれ一人にあり(天変地異や罪人が増えたのは最高主権者の自分に全責任がある)」の言葉にも触れる。
時間は午後2時から3時30分。会場は川崎大師教学研究所講堂(川崎区東門前1の9の9)。
受講料1000円。当日申込のみ。
(問)同研究所【電話】044・299・5111