「SDGsの推進と業務拡充、その両方を追求しながら社会貢献をしてていく」――。 明快に語るのは、汲沢町にある『㈱横浜セイビ』の川口大治社長だ。
横浜市のSDGs認証制度「Y―SDGs」の1回目の認証事業者に選出された同社は、業務を通じ、街づくりや環境問題、社員の働き方改善に熱心に取り組む、今年創業40周年を迎えた地域密着型企業。資材販売、病院や商業施設の清掃、ビルメンテンス、家事代行サービス業などで社会基盤を支えてきた。
社員のやりがいに直結
家事代行サービスの『コピエ』が高齢者や子育て世代などに提供する日常生活支援サービスは「住み続けられるまちづくりを」。『横浜セイビ』が行う中核病院の清掃は「すべての人に健康と福祉を」。環境に配慮した資材販売は「つくる責任 つかう責任」。川口社長は「当社の業務はSDGsの理念と直結しています」と語る。実現に向け社員がSDGsにどのように取り組むのか発表する機会を設けるなど、全社一丸となって推進する。
「日々の仕事が世界共通課題改善に微力ながらもつながっていると社員が認知し、それがやりがいとなり、社会貢献やお客様へのサービス向上になれば」と、自らの考えを示す。