湘南モノレール全線開通50周年を記念して、(株)井上蒲鉾店(牧田知江子社長)と、鎌倉女子大学(福井一光学長)、湘南モノレール(株)(尾渡英生社長)が共同で、『モノレールしんじょのおやき』を開発。期間限定で販売されている。
モノレールをイメージした色で
新商品はモノレールをイメージして赤、黄色、緑、青の4色で一組。それぞれ赤パプリカ、カボチャ、小松菜、バタフライピーを、白身魚グチのすり身に練り込み、鉄板で焼き上げた、お焼き風の蒲鉾。青色にする原料がなかなか見つからず、同大学の河内公恵教授の食品化学ゼミと一緒に探し、ハーブの一種のバタフライピーに決まった。
お酒のおつまみにも
牧田社長は「食用色素ではなく、自然のものを使用したかった。どなたでも安心して楽しめるように添加物など入っていません。青色には、ひじきも入れ海をイメージした。ビールのお供に最高です」と話している。
学生も商品開発に参加
同大学の河内公恵ゼミでは、商品開発に3、4年生14人が参加。青色にするためのナスなど原料を提案。またパッケージには、学生がデザインしたモノレールが発着する大船観音や江の島が取り入れられた。
「若い世代の感覚を大切にしながら提案したが、学生たちの方が多くを学べたのでは。これからもさまざまな提案をして、牧田社長と一緒に新商品の開発ができれば」と河内教授。
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新商品は同蒲鉾店全店(本店、鎌倉駅前店、小町店、大船ルミネウィング店など)で販売中。780円(税込)。