6月27日に閉幕した茅ヶ崎映画祭の「茅ヶ崎映画祭開催10周年記念特別招待作品」として、茅ヶ崎市出身の桑田佳祐さん監督映画で、1990年に公開された「稲村ジェーン」が6月25日限定で、イオンシネマ茅ヶ崎で上映されました。この日はサザンオールスターズのデビュー43周年記念日であり、映画館での上映は公開以降、およそ30年ぶりでした。
来場したデビュー当時から桑田さんやサザンオールスターズのファンだという山田一人さんと犬塚美穂さんは「30年前も映画館で見た。音がいいし、劇場で見るのは全然違う。『真夏の果実』など曲も最高だった」と興奮気味に話してくれました。
同祭の森浩章実行委員長は「劇場で見たのは高校生以来。こんなにも湘南の贅沢な映画は他にない。劇中に出てくる加山雄三の映画ポスターや鎌倉高校近くの当時の看板など、当時は分からなかった小道具や美術の良さが今になって分かった」と話しました。