相模線の前身・相模鉄道の茅ケ崎〜寒川間営業開始100周年を記念し、寒川文書館では9月18日(土)から公式ページで企画展を開く。半世紀前の風景を収めた8ミリフィルム作品「相模線」(約30分)も紹介する。
撮影したのは赤井光夫さん(85・海老名市)と代田則高さん(80・厚木市)ら「8ミリ映画友の会」の面々。当時メロンやヒヨコなどを積んで輸送していた車内の風景に着目、台本から作り上げた。映像には茅ケ崎駅付近で整備を受け、田園風景を走る車両や車内、寒川駅や倉見駅で乗下車する人々、沿線の風景として寒川神社の薪能なども見てとれる。いずれも様々なアングルから撮られ、車両の機械音は別に録音したものを組み合わせる(アフレコ)など映画さながらのこだわりを盛り込んだ。