- 「ギャンブル、インターネット、ゲームにはまって抜け出せない」など悩みを抱えている方。
- お子さんやパートナーが依存症で悩んでいる、ご家族の方。
現状を変えたいと考えていても、うまくいかずに悩んでいませんか。
今回は、京浜急行・能見台駅そばにある、プロセス依存症専門の入寮型施設「一般社団法人ブルースター横浜」に施設の詳細を伺ってきました。
「ブルースター横浜」ってどんなところ?
ブルースター横浜は、ギャンブル依存症を中心に、インターネット・携帯など、プロセス依存症に悩んでいる人たちの自立支援を行っている事業所です。
- 依存症は一度その状態になってしまうと、自力で回復することが非常に困難であると言われています。「解決策」は、専門のプログラムによる継続ケアです。ブルースター横浜では、利用者の自主性を促しながら心のケアも行っています。
段階制の回復プログラムが特徴!
「感情に蓋をしたり、開き直ったり、後ろ向きの感情で生きてきたり、自分が抱える『生きづらさ』に気づくまでには時間がかかります。
施設での役割として一番大事なのは、この気づきのキッカケを自分で見つけるサポートをすること。価値観を押し付け、決めつけるのは簡単ですが、その人その人に合ったやり方を見つけることこそが重要です」と則井さん。
依存症になるには様々な要因があると考えているため、一人ひとりの性格やペースにあわせ、プログラムを組み合わせながら回復のステージを上がっていく「段階制」のプログラムを導入しています。
さらに、専門の医院や、協力関係にある施設との横のつながりも強いことも特徴の1つです。
依存症当事者のスタッフが在籍!
前でお話をしているのが、代表の則井さん。実は則井さんも、ギャンブル依存症の当事者だといいます。
「17歳の頃、部活の仲間からスロットに誘われました。はじめは断っていたのですが、誘われなくなることへの恐怖や疎外感を感じて初めて台の前に座りました。気づけば我を忘れるほどのめり込み、借金を重ねながら、30歳を過ぎるまでギャンブル漬けの生活を送りました」
自身の経験があるからこそ、ピアサポート(仲間同士の助け合い)の理念で、利用者と接することができるんですね。
スタッフは全員心理カウンセラー(民間)の資格を取得済なので、安心して相談することができます。
寮は個室。地域貢献活動も実施します
さらに大きな特徴は、入居する寮が完全個室であること。「自分の時間もきちんと大切にして過ごして欲しい」という思いから、一人一部屋を与えることで落ち着く環境をつくりながら生活できます。
さらに朝には、施設の周りをお揃いのブルゾンを着て清掃することも。近くの保育園児や住民の方々からありがとうと言われて気持ちいい朝を迎えています。
利用料金は無料もしくは低額
施設の利用料金は障害福祉サービスを利用することで1割または無料(入寮費を除く)です。
- 「当施設では、プロセス依存症からの回復が出来るために精一杯のお手伝いをさせていただきます。ご相談は無料です。思い悩まずに、ご連絡をお待ちしております」と則井さん。