常連とのやり取りから誕生した「メガ丼」
日本テレビのスッキリやTBSのサンデー・ジャポンで取り上げられ、全国丼グランプリ3年連続金賞、神奈川フードバトル3年連続受賞の【創玄】が誇る看板メニュー「メガ丼」。
このメガ丼は総重量1.3キロのヘビー級!つくねやもも、せせりなど焼き鳥串12本分。
もともと通常サイズの丼でしたが、お客さんから「もっと!もっと!」と言われるうちに店主の曽根さんも「負けたくない」と火が付きボリュームが増加していったそう。
さらに裏メニューとして、総重量3キロ超の「ギガ丼」もあるそうです。
※メガ丼、ギガ丼は予約限定商品で、テイクアウトできません。
小田急線「海老名駅」から歩いて10分の場所にある「炭火やきとり創玄」。2007年の創業から地域に愛され、2017年に海老名市の名店に認定された創玄。その魅力に記者が迫ります。
これで勝負!こだわりのやきとり
「創玄」の鶏肉は岩手県産のあべどり。通常の鶏肉よりも栄養豊富でタレや塩とよく合うのが特徴です。
味の決め手であるタレは独立の際に師匠から引き継いだもの。つぎ足しをするときには味に深みを出すため時間をかけて鶏肉を煮込み、海老名の地酒を隠し味に使うそう。つぎ足し続けて30~40年経ったタレは創玄の命です。
- 関東風のタレはドロッとした仕上がりになるそうですが、創玄では関西風のサラリとしたタレ。お酒や他の食事と合うようにと職人の気遣いが光ります。
営業マンから料理人に
店主の曽根創介さんは海老名で産まれ育った『えびなっ子』。小学生から高校生まで野球に熱中し、卒業後はスポーツインストラクターを目指たそうですが、一般の会社に就職。そこで隠れていた営業の才能が開花。メキメキと実績を積み、成績トップで新規事業のリーダーも任されたそうです。
しかしサラリーマンとして働くうち「社長になりたい」気持ちが爆発。包丁の握り方もわからない状態でしたが飲食店に挑戦しようと決めました。1キロの肉をさばき、串うちするのに「3~4時間かかっていた」修行時代を2年間経て、生まれ育った愛する海老名でお店を持ちました。
本店、イオンでテイクアウト
創玄はイオンにテイクアウト用の店舗があります。本店とイオン店では、注文できる品数が違うため、事前にメニュー表を確認して、予約するのがオススメです。
- 曽根さんのオススメは海老名産の野菜を使ったヘルシーつくね。仕入れ状況により使う野菜は変わるとのことですが、地場産の豆腐を使い柔らかく仕上げられた逸品です。