厚木市飯山の「あつぎ飯山花の里」で、およそ5000株のざる菊が見ごろを迎えている。畑には半球状の株一杯に白やピンク、黄色の小花をつけたざる菊が規則正しく並んでいる。
ざる菊は、同地を管理しているみどりと清流のふるさと創造委員会(小島富司委員長)が6月に植えたもの。夏の猛暑による影響もなく、生育は例年通りという。小島委員長によると現在2〜3分咲きといい、「これから紅色が咲き始める」と話していた。
同委員会では10月23日(土)から11月3日(水)まで、ざる菊の鉢植え販売を実施。受付時間は各日午前9時から午後4時まで。
同委員会メンバーが15日、厚木市役所で小林常良市長にざる菊3鉢を贈呈し、開花を報告した。小林市長は「季節感を味わえて気持ちが安らぐ」と感想を話した。贈呈されたざる菊は、本庁舎正面玄関に飾られている。