廃材を素材とした個性あふれるアート作品

　金沢区産業団地の企業にアート作品を展示する「まるごとギャラりー2021」が10月30日（土）から11月28日（日）まで開催される（主催／アーティストネットワーク十コンパス）。

　各作家が地域企業から出た廃材を素材として個性あふれるアート作品を制作。「会社から地域へ！」をキーワードに、幸浦・福浦エリアの13の企業や工場の屋外にそのアート作品を設置した。地域を歩き景観を楽しみながら作品と出会える形式になつている。

「Welcome！」五十嵐道子

　参加アーティストの1人で総合プロデューサーを務める田中清隆さんは今回のタイトルを「景色」としたへ理由を、　「作品の主題や、景色と作品の対比や適合、景色の一部に作品がなるーなど広くとらえられるようにした」と話す。

同イベントのホームページにも掲載されている地図では、作品展示場のほか、工場直売所や食事処を紹介。「このイベントを通して工場エリアの魅力についても知ってもらえれば」と担当は話す。問い合わせは電話045・785・3434。　　

「TIME CAPSURE　2021一ほのかな灯一」片岡操

展示協力企業

　展示協力企業は沖セキ、関東プリンテック、共立紙器製作所、協和タイヤ商会、山陽印刷、竹内紙器製作所、坪倉興業、鶴見金網、東海シヤリング、HIGASHI－GUMI、メルヘン、山装、ヨコハマ機工の計13社。