神奈川区内の商店街加盟店舗をめぐるスタンプラリーが、11月1日から始まった。区ではコロナ禍によって停滞が続く地元経済の活性化に向け、参加特典などを通して集客の促進につなげたい考えだ。
「商店街かめ太郎ラリー」と題し、区商店街連合会の協力を得て実施している恒例企画で、今年で9回目。区内23カ所の商店街から、飲食やファッション、日用関連品など、多彩な業種の商店が参加する。
対象店舗で100円以上の利用1回につき1個もらえるスタンプを3つ集めると、協賛各社の賞品が当たる抽選に応募できる。岩井の胡麻油の調味料などの詰め合わせや、太陽油脂のハンドソープ・ハンドクリームセット、日産自動車横浜工場のダイキャストカーなど地元ゆかりの企業による賞品をはじめ、横浜DeNAベイスターズ選手のサイン色紙、横浜銀行アイスアリーナのペア無料招待券なども用意される。商店街独自の商品券や引換券といった「エリア賞」もある。
スタンプ台紙を兼ねたガイドブック(B5判)では、各商店街の特色や48軒の「おすすめ店」をマップや写真などで紹介。スタンプを集めながら、地域に根差した商店での買い物を楽しんでもらう。
期間は12月31日までで、何回でも応募可能。ガイドブックやチラシは商店街加盟店や駅、地区センターのほか、区ホームページからも入手できる。
問い合わせは区地域振興課【電話】045・411・7086。