日本が女子差別撤廃条約を批准してから26年。平和・人権・男女平等推進学習「私達がジェンダーバイアスに気付く時」と題したオンライン講演会が11月16日(火)、28日(日)に開催される。時間は各日午後2時〜4時。主催は川崎市教育委員会、実施は麻生市民館。
ジェンダーバイアスとは、性別に関わる固定的な観念や偏見のこと。16日のテーマは「コロナ禍と女性たち」。講師はノンフィクションライターの飯島裕子氏。コロナ禍で困難な状況に置かれている女性たちの、その背景にある構造的な問題について語る。
28日のテーマは「性を伝えるということ」。講師は、慶應義塾大学の学生で性教育プロデューサーの中島梨乃氏。中島氏が10代で自らが性教育を始めたきっかけなどを聞き、日本社会の性やジェンダーに対する意識と、少年少女を取り巻く性環境について考える。
講座はZoomを利用。定員は50人。申込みは、来館、電話、同館HPから。(問)同館【電話】044・951・1300