平塚市東八幡の荒井だるま屋で、今年も干支だるまの制作がピークを迎えている=写真。来年の干支「寅」をモチーフにしたキュートなだるまには、「あきらめない気持ちが成功に導いてくれる」という「トライ=挑戦しよう」のメッセージが込められている。
ネコ科にちなみ、招き猫の形を採用。店主の荒井星冠さんは、「コロナ下でみんなが苦しかった。来年は経済を回していきたい」と、お金を招く右手には、ピンクの肉球をあしらった。
黄金色に輝く瞳や鼻、ヒゲで寅の威厳を演出したほか、長いしっぽでどこから見ても寅らしいデザインに仕上げた。約3000個を生産予定。
市内では同店のほか、平塚市観光協会やJA湘南あさつゆ広場などでも販売している。