「シルバー人材センター」とは?
正職員を募集する【座間市シルバー人材センター】は、全国各地に約1,300団体ある「シルバー人材センター」のひとつです。
「シルバー人材センター」は、主に60歳以上の人が「働く」ことに生きがいを得ながら、地域の活性化に貢献するために「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づいて設置されています。原則として市区町村単位にあり、給与や待遇は公務員に準じて定められています。
- つまり「シルバー人材センター」は、地域の高齢社会対策を支える重要な組織であり、公共性の高い職場だといえます。
つまり「お堅い仕事」じゃないの?
むしろ今回は、その真逆ともいえる人材を募集したいといいます。
座間市シルバー人材センターには現在、事務局長をはじめ6人が勤務しています。事務局長のほかの内訳は、常勤社員3人と非常勤社員2人。常勤は30代から各年代の少数精鋭です。少ない人数だからこそ「お堅い事務仕事」のほかに、クリエイティブな仕事をしてくれる人材が必要なのです。
- 今回は特に、創造性豊かで、人付き合いが難なくできる人、そして将来の座間市シルバー人材センターを託せる、幹部候補の若い世代の人材を募集したいといいます。
具体的にはどんな仕事?
主な業務は、ひとことで言えば「マッチング」だといえます。
座間市シルバー人材センターには現在60歳以上の登録会員が約750人います。その一方で、ちょっとした日常の作業を依頼するご家庭や、中長期的に働き手の派遣を依頼したり、清掃や施設管理、軽作業など個別の作業を依頼する企業や団体がいます。個人や民間事業者などは約950件で、座間市役所からもおよそ半数に迫る21課から業務を依頼されています(2021年度※令和3年度)。
そのため、高齢者と仕事を依頼する方々との各種調整が主な業務となってきます。
30代転職で入社した武田さん
2020年9月に入社した武田陽介さんは、上場企業2社と業界大手企業1社を経て入社した中途採用の社員です。建築資材メーカーと人材派遣の営業で得た経験を現在の仕事に役立てています。「民間時代と比べれば少しお給料は減りましたが、労務管理が行き届いている職場なので、メンタル的にも健康です。仕事にはたくさんの可能性があり将来の目標が立てやすいです」と話してくれました。武田さんは学生時代のサッカーと営業経験を生かして今後、様々な事業の立ち上げに意欲を見せています。
【公益社団法人座間市シルバー人材センター常勤職員募集要項】(PDF)
【参考記事】タウンニュース海老名座間綾瀬版2021年6月11日号掲載