12月は「なかはらフレイル予防周知月間」
中原区は2021年から12月を「なかはらフレイル予防周知月間」とし、健康づくりに向け情報の発信を始めた。コロナ禍で人との接点が減る中、つながりづくりにも取り組む。
「フレイル」とは加齢とともに心と体が弱る状態のことで、予防には運動、栄養(食事)、社会参加が効果的と言われている。一般的には要介護前の高齢者を対象にするが、外出機会の減少で働く世代でも年齢を問わずにフレイルが進行しやすい状況にあるという。区は市政だより12月号やホームページ上にフレイル関連の特集を組んで、予防を呼びかける。
イベントも開催【12月16日】
12月16日(木)午後0時30分からはオンラインイベントを開催。ラジオ体操や、介護予防を目的にした「なかはらパンジー体操」をZoomでリアルタイムに配信する。画面上で参加者同士の顔を見ながら体操ができるほか、直接参加したい人には区役所芝生広場で同時間帯に実施する。
「健康寿命の延伸には運動だけでなく、人とコミュニケーションを取ることも大切」と担当者。今後も月1回程度の開催を目指しているといい、「ちょっとした心がけや習慣が予防につながる。高齢者はもちろん、在宅勤務の人も気軽に参加してほしい」と訴える。
(問)中原区役所地域ケア推進課【電話】044・744・3239