「もちもちまつり」
幸区鹿島田の常教山浄蓮寺(伊東正光住職)で12月26日(日)に「もちもちまつり」と銘打った餅つきイベントが開催される。地域の主婦の発案に、寺側が地域貢献として応じた。
発案したのは、無農薬・無添加食品を嗜好するママさん仲間でつくる「杉会」の井川祐紀子さん(31)=中原区在住。井川さんは10月頃、「餅つきをしたい」との思い付きを短文投稿サイト「ツイッター」でつぶやいたところ、1年ほど前からSNS上で交流のあった同寺の伊東常行副住職が境内の使用を提案したことから実現。
数量限定で無農薬・無添加の餅とみそ汁も
伊東副住職によると、同寺でイベントに本堂や客殿を使うことは初めて。「どうせ寺でやるなら地域を巻き込もう」と話は広がり、実行委員会形式で実施されることになった。開催当日は餅つきのほか、サックス・バイオリンのライブ演奏、しめ飾りワークショップ、有機野菜・有機・無添加食品販売、写経・写仏、銅鑼などの寺の楽器体験などを行う。数量限定で無農薬・無添加の餅とみそ汁も振る舞う。
井川さんは「コロナ禍で人と集まることが難しかった最近ですが、この機会に一緒に時を過ごして楽しい気持ちで2022年を迎えましょう」と参加を呼び掛ける。
開催時間は、午前10時30分から午後3時まで。雨天決行。皿、椀、箸は持参。