インド映画の代名詞ともいえるボリウッドダンスを区内の様々な人々が踊っている動画が6日、動画投稿サイト「ユーチューブ」上で公開された。これは、日本最大級のダンスの祭典「Dance Dance Dance@YOKOHAMA」の緑区連携事業として、緑区役所地域振興課が企画したものだ。
実際の動画作成は、区内で国際交流イベントなどを行う市民団体「KIC(霧が丘インターナショナルコミュニティ)」が担った。
年齢や性別、国籍、障害の有無などを問わず、様々な人々が区内各地で同ダンスを踊っている。
動画はそれぞれをつなぎ合わせ、約3分半にまとめている。霧が丘に住むインド人キラン・バルドワージュさんとシルピ・シャルマさんが踊りを指導。キランさんは「日本人から多くのことを学び、私のやり方で地域社会に貢献できてうれしい」と振り返った。また、シルピさんは「とても楽しかった。これからも様々なコラボレーションをしていきたい」と意気込みを見せた。
KICの野場孝司代表は「ボリウッドダンスで様々な人がつながることができた」と笑顔。区の担当者も「コロナ禍でも、動画を通じて区民がつながれた」と話した。
動画は、横浜市の公式ユーチューブチャンネルから見られる。公開は、2022年の3月末までを予定している。
問い合わせは、同区役所地域振興課【電話】045・930・2236。