小田原市内のヤオマサ6店舗と小田原百貨店3店舗で1月18日から、「野菜たっぷり(ひそかに減塩)弁当」が販売されている。目印は、市健康づくり課管理栄養士監修の文字と梅丸が描かれたシール。
小田原市では脳血管疾患による死亡率が高く、2018年における調査では県内19市中ワースト1位だった。依然として死亡率の高い状況が続いていることから、市は発症予防のため塩分を減らし、1日の野菜摂取目標量の約3分の1を一食で取れる弁当6種類を、ヤオマサ、小田原百貨店と協力して作った。市の健康増進計画では、1日350g以上を野菜の摂取目標としている。
「鶏と根菜の黒酢あえ」など、各店で毎日2種類の弁当が販売されており、市の担当者は「飽きられないように、お客様の声を反映させながら定期的にラインナップを変えていけたら」と話した。