<取材レポ>女子ビーチバレー本村姉妹が始動!実践高校卒の「地元ペア」八王子から五輪めざす

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姉・嘉菜さん、妹・成優さん

八王子から平塚の海岸まで「ほぼ毎日」足を運び、砂だらけになる。五輪の舞台を夢見て汗を流す姉妹がいる。八王子市下恩方町出身の本村嘉菜さん(26)は2019年から大会に出場する注目の女子ビーチバレー選手。この春から妹の成優さん(22)とペアを組む予定で、息の合った「本村姉妹」は話題を集めそうだ。

姉の嘉菜さん(右)と妹の成優さん

嘉菜さんは小学4年生のときからバレーボールを習い始め、八王子実践中学・高校へ進学した。大学で初めてビーチバレーを経験。五輪の選考会へ出場したことなどを機に「本気」になっていったそう。2019年から知人とペアを組みシーズンに参戦。初年度は国内4位だった。

海岸近くにあるコートでの練習の様子

平塚でトレーニング

1月下旬、気温8℃の平塚海岸。練習をする2人の姿があった。およそ3時間にわたり汗を流した。コロナ禍でまだ協会から大会のスケジュールは発表されていないがこの春、本村姉妹=「かななゆ」ペアとしてデビューする予定だ。

シーズンオフである冬場は基礎練習が中心

練習後は仕事

練習を終えた嘉菜さんが向かうのは実家のある八王子。嘉菜さんは現在、母親の千賀さんが起業した会社で働いている(成優さんは3月末までアルバイト)。事務を請け負う業務で数字に向かい合う日々という。

嘉菜さんは身長177㎝、成優さんは178㎝ある。ちなみに両親も「長身」

姉妹で年齢の差が4歳あり、高校も大学時代も一緒にプレーをしたり対戦をすることはなかった。そのような中、2021年末、成優さんが嘉菜さんに声をかけた。「一緒にやりたい」―。進路に悩んだ末、成優さんが選んだのは姉の背中を追いかけることだった。太陽の下、笑顔でプレーをする。一方会社では黙々とパソコンに向き合う。姉のその姿は妹の大きな憧れだったようだ。

パリオリンピックに夢

成優さんは今年から競技を始めたばかりで出場できる試合が限られる。嘉菜さんは今季、引き続き現在のペアと国内ツアーを戦っていく。本格的な姉妹ペアはまだ先になりそうだが2人が今、大きな目標に掲げるのがオリンピック出場だ。嘉菜さん177㎝、成優さん178㎝という恵まれた体格で、ともに五輪選手を多く輩出している強豪「八王子実践」出身。姉妹ならではのコンビネーションには期待がかかり、話題性も高まりそう。「かななゆ」の目線の先は2年後の2024年、パリのコートだ。

取材に応じた姉の嘉菜さん

住所

東京都八王子市

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公開日:2022-02-02

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