老舗精麦メーカー「日本精麦」(寒川町田端)が新ブランド「+mugi」(プラスムギ)を立ち上げ、お披露目会が開かれました。
「日本精麦」は1895(明治28)年に創業。主に大麦を原料とした製品を製造、販売してきました。「麦製品の魅力をもっと多くの人に知ってほしい」として2019年には江ノ電江ノ島駅近くに「江の島プリン」を開店、人気を博しています。
新ブランドでは、高い栄養価と保湿・美肌など美容効果で知られるハトムギに注目。田中重光社長は「当社でもハトムギ関連製品の取り扱いが増えていましたが、手軽に食べたり使用できる商品は少ない、と感じていました」と言います。
そこで「内面・外面からキレイになりたい30〜50代の女性」をターゲットに、2年前から商品開発に着手。協力工場などと試作を重ね、このほど化粧水とスープ3種類の販売にこぎつけました。
化粧水は国産久留米ハトムギエキスと同社が独自に抽出したハトムギ油を配合し、高い保湿効果を実現しました。
またスープはレトルトタイプ(180g)で、トマトベースの「ミネストローネ」、ジャガイモと玉ねぎのフレンチクリームをベースとした「ヴィシソワーズ」、赤いんげん、白いんげん、ひよこ豆が入った「3種の豆スープ」がラインナップされています。春には麺製品を発売も予定されているそうですよ。
販売はオンラインショップが中心。田中社長は「今後も幅広く商品を展開し、ハトムギを通じて手軽に『美と健康』を多くの皆さんに届けていきたい」と意気込んでいます。
詳細は「プラスムギ」で検索または【電話】0467・72・3621へ。