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【ママ座談会 第2弾】「子育てを楽しめる街・茅ヶ崎」移住ママたちが本音トーク!

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【ママ座談会 第2弾】「子育てを楽しめる街・茅ヶ崎」移住ママたちが本音トーク!

子育て世代の移住が急増! 2021年度の転入率は全国1位に

コロナ禍によるライフスタイルや働き方の変化に伴い、茅ヶ崎に移住してくる人が増えています。
中でも、子育て世代とその子どもの転入が多いのが特徴で、総務省の「2021年住民基本台帳人口移動報告」によると、子育て世代の転入率は全国1位という結果になりました。今回は、茅ヶ崎出身ママや移住ママに「茅ヶ崎での子育て」についてざっくばらんに語ってもらいました。

【 座談会の参加者】

(写真左から・文中敬称略)情報は2022年4月現在

◆岩崎 愛さん (2歳女児のママ/1年前に世田谷区から移住。子育て支援団体の代表として活動)

◆宮武 泰子さん (茅ヶ崎駅北口子育て支援センターのアドバイザー)

◆清水 由紀さん (13歳男子・4歳女児のママ/12年前に兵庫県から移住。市内でパン教室を開催)

◆加藤 莉菜さん・ しょうやくん(5歳女児・2歳男児のママ/生まれ育ちも茅ヶ崎市)

今回、偶然にもママたちが全員、茅ヶ崎駅北口子育て支援センターを利用したことがあり、宮武さんと顔馴染みというご縁がありました。さらに、初対面の清水さんと加藤さんの娘さんが、幼稚園の同じクラスだというサプライズもあり、おしゃべりに花が咲きました。

縁があって茅ヶ崎へ

■清水 夫の転勤を機に、上の子が1歳4カ月の時に兵庫県から移住してきました。関東自体が初めてで、親戚も友達も1人も居ない状況の中での初めての子育てだったので、不安しかなくて。ある時、息子が泣き止まなくてパニックになってしまって、なぜか市役所に電話したんです。「子どもが泣き止まないんですけれど、どうしたら良いですか」って。ありがたいことに、電話を受けた市役所の職員の方が、「何か道が開けると思うから、子育て支援センターに行ってみては」と提案してくれて。それで、初めて訪れたのが茅ヶ崎駅北口子育て支援センターでした。

■宮武 2人目のお子さんの時もいらして下さったので、清水さんのことはよく覚えています。偶然にも、こうして再会できて嬉しいです。結果的には市役所に電話してよかったですね。市役所の方はナイスフォローでした。

■岩崎 私は当時住んでいた世田谷区で「子育てシェアハウス」をやろうと準備をしていたんですが、コロナになってしまって。海とか自然が近いところが良いなと思っていたところ、縁があって茅ヶ崎に移住してきました。「茅ヶ崎良いですね」って言うとみんなが「茅ヶ崎良いよ〜」って言うのが印象的です。私は17歳から今まで、世界を旅したり、関西などいろんな地域に住んできたんですが、茅ヶ崎では初めて「暮らしている感」があります。

■宮武 ありとあらゆる地域を知っているのに、最後に茅ヶ崎を選んだんですね。

■岩崎 まだ最後かは分からないですけど、茅ヶ崎を拠点に活動していきたいと考えています。知り合いがみんな自転車圏内の近所に住んでいて、すごく助けられています。優しくて心にゆとりがある人が多いし、みんなのんびりしている。

■清水 そう、アットホームな人が多いですよね。

■宮武 よく言われることですが、茅ヶ崎は「都会と田舎の良いとこどり」海があって山があって、でも都会にもすぐに行けるし、住んでいる人も都会にアンテナが向いている人が多いですよね。結婚で他の土地に住んでいても「茅ヶ崎が良いから」って、パパを説得して茅ヶ崎に戻ってくる家族を何組も見てきました。最終的には、パパも「茅ヶ崎良いよね」って言う人が多いです。

■清水 Uターンママ、いっぱいいますよね。それだけ魅力があるってことですよね。

子育て支援センターで、ママ同士が仲良く

■加藤 私は地元が茅ヶ崎で、友達もほとんど茅ヶ崎から出ていないから、すぐに会えるし、実家も近いから、とても恵まれていると思います。上の子が6カ月くらいの頃からほぼ毎日のように子育て支援センターに連れて行っていて。もう5歳になりますが、いまだに仲の良いママ友がいます。

■清水 私は「赤ちゃんの日」に連れて行ってました。曜日が違うから、「今日はハマミーナの赤ちゃんの日」「次は北口」みたいに使い分けていました。

■宮武 子育て支援センターではママがくつろいでもらって、他のママ同士で接点をもってもらったり、情報共有したり、悩みや愚痴を打ち明けたりとか。最初はね、同じマンションでも声を掛けられないっていう人多いんですが、子育て支援センターで一緒になってたりすると一気に仲良くなるんですよね。

■岩崎 ママたちが話すきっかけになる、そういう場所が増えるといいなって思います。

コロナ禍でのママと子どもの過ごし方も大きく変化

■宮武 最初の緊急事態宣言の時には、子育て支援センターも急に閉めることになってしまいました。それまでは時々、親子で参加できるイベントがあったけど、それもできなくなってしまいました。当初はコロナがどんなものかわからなかったので、2mは離れなきゃいけないとか。今はおもちゃもたくさん出していますし、お昼時には消毒もしています。感染状況が落ち着くと、どっと来てくれましたね。

■加藤 上の子の時は、毎日好きな時に好きな時間だけ子育て支援センターに行っていました。今は予約制なので、家で遊ばせたり、外出は減りましたね。子育て支援センターに行かなくなったので、「友達がいない」と思って、最近は、また行って友達作りをしています。


■清水 再開されてからは予約制になって、ランチタイムも無くなってしまったんですよね。

■宮武 他の子育て支援センターはランチタイムがないんですが、茅ヶ崎駅北口子育て支援センターではみんなでご飯を食べましょうという時間があって。家では食べないお子さんでも、「みんなと一緒なら食べられる」って子がいたりして、すごい良い時間でした。

■清水 みんなでご飯食べながら、「どんな離乳食を食べてるの?」「これ食べるかな」「これどうやって作るの?」とか情報交換を行ってました。

■岩崎 私は逆に、子育て支援センターのアドバイザーにマンツーマンで対応してもらえる機会になっていて、
良い面もあると、前向きにとらえています。でも、ママ同士のつながりも欲しいと思います。

■宮武 コロナに対する感覚の違いで、「コロナでパパが在宅で良かった」っていう人と、「大変だった」って
いう人と分かれるようです。パパが子どものコロナの感染を心配して、「子育て支援センターに行くな」って言われて内緒で来ていたママもいます。いずれにしても「自分の話を聞いてほしい」っていうママがたくさん来ていますね。
■清水 私はコロナ禍で室内が心配な時は、海に行っていました。砂遊びや水遊びができるのでオススメで
す。海へ行くまでも、いろんな小さなお店があるので、パンを買って、海で食べて遊んでから帰るとか。自転
車で行けるから良いですよね。

■加藤 私も海によく行きます。結局、公園に行っても、砂遊びばかりなので。

■宮武 茅ヶ崎のおしゃれな雑貨店やパン屋さんを巡るだけでも気持ちが晴れるという声を聞きます。チェーン店ではなく、個人経営のお店であたたかく迎えられたり、人と話ができたりして嬉しかったって。1歳ぐらいの子も親がマスクをすると、「お外に行ける」と思って玄関に行くんですって。コロナ禍のエピソードだなって思います。

SNSとの付き合い方、「臨機応変に」

■清水 私は移住の際にSNS でつながりができて、「茅ヶ崎でどのあたりに住んだら良い?」というのが始
まりでした。SNS ではありませんが、コロナ禍で2 年間、じいじ・ばあばに会えなかったので、テレビ電話
で話せたのは良かったですね。

■加藤 私はあまり使わないですね。主人の実家も茅ヶ崎だから、リアルな情報ばかり。

■岩崎 私は何か困ったことがあれば、SNS で調べるけれど、それは一つの情報として。例えば友人に「熱
が出たんだけれど、どこの病院に行ったら良いかな」と顔の見える人に相談したりしています。

■宮武 私は2001 年からアドバイザーをしていますが、スマホがない時代はチラシが頼りでした。市役所に取りに行ったりして、自分たちで情報集めないと分からない。今はスマホが普及して、手軽に情報収集できるようになりましたよね。でも、今は情報がありすぎて、逆にどの情報が正しいのか分からない。寝かしつけや離乳食にしてもいろんな作法があって、実際、ママたちがやってみるけど上手くいかなくて、「できない自分はダメじゃないか」って自己嫌悪に陥ったりする。SNS でも上手にできてる人を見ると、「あ~、私はダメだ」みたいな。

■清水 そうそう。SNS には良いことしか書いてないから、上手に使わないと。引っ越してきた当初は、公園すら分からない状況で、どこに保育園があって、園庭開放があってっていう情報は、市が発行する「子育てガイドブック」1 冊が頼りでした。とても充実しているから、参考にしたら良いと思います。

ママが救われるのは、やっぱり「リアルなつながり」!

■宮武 やっぱりリアルな出会いの中で、「私、これ出来ない」「私も!」って共感してもらうと、「私ってダ
メな母じゃないんだ」と思えますよね。あと、「よく頑張ったね」とか「お子さん大きくなったね」って声を掛けてくれる人が身近にいることが大切。コロナ禍でそれが難しくなっているし、スマホでつながってもリアルな関係を築くことが難しい今、ママたちは本当に大変だと思います。

■岩崎 ファミリー・サポ―ト・センター(以下「ファミサポ」という)も使ったらいいのになって思いますね。預け合いのシステム。

■清水 うちも登録してます。

■岩崎 今までは友達に預けたお礼にお土産を渡していたけど、ファミサポの方が料金が決まっていてお互い気楽。

■宮武 保険もありますもんね。

■岩崎 私も登録して研修を受けたので、サポートする側(支援会員)でもあります。

■宮武 研修を受けた方がファミサポの支援会員になっていただくので、安心感があるかと思います。

■岩崎 やっぱり、地域の人とつながる場が大事だと思いますね。一緒にご飯とか食べると、ちょっとした悩みがポロポロ出てくるし。

■清水 私はパン教室を開いているんですが、ママたちと一緒に手を動かしてると自然と、悩みとかが出てくる。パンをつくりながら、2歳から80 代までの人が多世代交流をしたり、離乳食パン教室ではママ同士のつながりが出来ればいいなと。岩崎さんが主宰する事業でもパン教室を開催する予定です。

■岩崎 清水さんのパン作りは簡単にできて良いですよね。ぜひみんなに参加してほしい。

■清水 ママは忙しいから、冷蔵庫から生地を出していつでもトースターで焼ける簡単なパンづくりをお伝えしています。発酵も時間も気にせずに冷蔵庫にお任せ。子どもが初めて食べるパンが、ママの手作りだったらいいなと思います。

■岩崎 親子や他のママと一緒に作って交流できるから、良いですね。

■清水 教室の後に、初対面のママ同士が、そのまま公園に流れて仲良くなるっていうのが、とてもうれし
かったです。自分がそういう場があったら行きたかったので。もっと広めていきたいです。

茅ヶ崎での子育ては…?

■岩崎 茅ヶ崎での子育てはめちゃめちゃしやすいと思いますよ。ただ、フラッと遊びに行ける場所や、もう少し集う場所が欲しいなとは思います。1 歳くらいになるとよちよち歩き出すから、「毎日どこに行こう?」という感じ。

■清水 赤ちゃんと何日も、家の中で2人きりでいると、鬱々しちゃうもんね。

■宮武 出産前まで仕事をしていたママは、「子育て支援センターに来て、久しぶりに大人と話せて良かった」という人も多い。お子さんが生まれたら、ファーストステップとして、まずは子育て支援センターにお越し頂きたいですね。

■岩崎 自然も大事だから、自然遊びをする団体が増えればといいなって思います。木を切ったり工作をしたりする体験も大事だから。走り回ったりエネルギッシュな子は、「あそこに行ってみたら?」って。

■宮武 家庭やお子さんに応じて、もっといろんな選択肢があったらいいですよね。

■清水 私も茅ヶ崎は子育てしやすいと思います。茅ヶ崎に引っ越しする前は子どもが1歳だったからかもしれないけど、公園に行ってもすぐ友達は出来なかった。でも、茅ヶ崎の方は「こんにちは〜、何歳ですか?」って本当に気さくに話しかけてくれる。人当たりもいいし、海も近いので子育てにはいい街だなと思いました。

■岩崎 空が広いし、開放感ありますよね。自然があると、心にもゆとりが生まれてくる。

■宮武 最近は茅ヶ崎に引っ越してくる子ども連れの世帯が増えているように感じます。

■岩崎 茅ヶ崎は子育て世代の転入率が全国で1位ですもんね。茅ヶ崎は子育てするのに楽しい街

■一同 本当にその通り!それは間違いないです!

 

※この座談会は、2022年6月発行の「茅ヶ崎市子育てガイドブック愛」の巻頭特集ページを転用したものです。

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住所

神奈川県茅ヶ崎市

公開日:2022-12-23

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