子どもが立ち寄れる「居場所」が先月、諏訪名店街内にオープンした。地域の交流スポットとして人気を集めていたすわハーモニーカフェがより「子ども向け」となった形で、「リバティ」の名称で再スタートした格好だ。
「今はどう運営していけば、より子どもたちの居場所になっていくのか試行錯誤しながらという状況です。春以降に本格始動できればと考えています」とは、リバティを運営する社会福祉法人こばと会の西川毅さん。食事を提供し、遊び場としてや勉強するところなどとして子どもたちに立ち寄ってもらえればと考えているのだという。
「勉強を教える塾のような場ではなく、あくまでも家庭、学校とは異なる第3の居場所となるところです」。そう西川さんは微笑む。
カフェ機能も
そんな「居場所」を見守るのが、ハーモニーカフェの店長だった櫻田幸也さんと調理担当の佐藤江身子さんだ。リバティとなりカフェ機能は縮小したものの引き続き、一般客も利用可能という。「ランチの価格700円のうち、200円は子どもたちの居場所運営のための支援金とさせて頂くようになりました」と櫻田さん。リバティは予約や事前の申込不要(会員登録は必要)。中学生以下の希望する子には食事を提供し、利用は水・土日を除く午前9時から午後3時まで。問い合わせはリバティ【電話】042・400・0855。