『川口成彦〜小さなピアノの世界〜』が3月6日(日)、午後2時(1時開場)から、相模湖交流センターで開催される。
20世紀前半に日本文化から生まれ、製造された日本固有の小さなピアノ。そのどれもが火災や戦争などで詳しい資料がない。製造数も少なかったことから歴史的なものとして博物館に展示される希少なピアノが4台、相模湖に登場する。
特別なアクションを持つ小さなピアノは、1台1台が今のピアノとは異なる個性豊かな音を奏でるが、実際の音色を聴く機会はほぼなく、希少なコンサートとなる。演奏は世界がその活躍に刮目するピリオド楽器奏者の川口成彦氏=写真。曲目はシューマン『なつかしい風景op.82―5』、ショパン『《5つのマズルカop.7》より第4番、第5番』、シューベルト『メヌエット D334』、マグダウェル『野ばらに寄す』など。
料金は全席自由の一般3500円、友の会・シニア3150円、学生・障がい者1750円。
■チケットの申込・問い合わせは、相模湖交流センター【電話】042・682・6121