独立前から「相続」にまつわる困りごとを抱える方が多いと感じていた弁護士の松永大希さん。2014年藤沢に開業後、既に250件もの相続に関する相談を手がけ、多くの市民の相続への備え、また争続になった時の解決に奔走しています。
- 様々な相続に立ち会ってきた松永弁護士は、スムーズな相続をするために必要なことは、事前の「遺言」とそしていざ相続となった時の相続の当事者である「皆さんの納得」と言います。
事前の「遺言」
「もし遺言書があったら、争いにならなかったというケースは少なくありません」と松永弁護士。誰に何を遺すのか、多少不公平感があったとしても、故人の遺思として明快に示すことで兄弟や親族間で納得ができるようになると言います。
また今では文房具店でキットが売っており、その指示通りに記入していくと遺言書ができあがるそうです。ただし、内容には要注意。法的にNGだったり、現実味のない内容だったり、書き方も大切とのこと。
「キット等を使ってもいいと思います。ただ、最後は効力がある遺言書なのか、専門家に確認した方がいいですね」と松永弁護士。続けて「弁護士は敷居が高いと思われがちですが、気軽に相談できる相手として訪ねてほしい」とも話してくれました。
「皆さんの納得」
相続の当事者である「皆さんの納得」では、依頼主の希望を第一に考えつつ、関わる親族が断絶しないよう心掛けていると言います。
希望の中で、できること、できないことを仕分け、財産一覧をつくり、どう分配していくのか、論理的にひとつひとつ解消していく。その際には当然納得してもらえるよう「丁寧な説明」を忘れないようにしています。「血のつながりは消えないんです」との一言が多くを語っているように思えます。
初回1時間の相談を無料
「お互い人間同士、合う合わないがあるかもしれない」と同事務所では相続に関する相談は初回1時間無料。「弁護士は、みな、困っている、苦しんでいる人たちの悩みを解消しようと考えています。相談だけで晴れることもありますので、身近な存在として声をかけてほしい」と話してくれました。
きれいな水に生息し、藤沢市の鳥でもあるかわせみの名を冠した事務所。松永弁護士は「一人でも多くの方の悩みを解消し、きれいな心で日々も過ごしてほしいとの思いを込めた」と話します。税理士資格もあるので、相続時の納税にも詳しいとのこと。詳細はHPやお電話で。