3月12日(土)
劇団辻シアターが3月12日(土)、人情喜劇「続お〜い、紙芝居屋さんだよ!」を多摩市民館大ホールで上演する。同館のイベント「たま学びのフェア」内で、午後1時開演。入場無料。
喜劇役者・辻三太郎さんが1982年に登戸で立ち上げた同劇団。毎年公募で市民役者を募って配役やストーリーを練り、地域活性のための無料公演を続けている。
紙芝居屋の父親と一人娘を中心とした物語の続編
今回は、紙芝居屋の父親と一人娘を中心とした物語の続編。娘・春が実の母親を探す切なさを面白おかしく展開する。
初出演する多摩区在住の村田あみさん(73)は「60歳過ぎから演劇の虫がフツフツと湧いてきた。私に合った役でとても楽しい」、近藤薫さん(59)は「紙芝居屋の仲間役。何が起こるかドキドキ、ワクワク。楽しさが伝わるように頑張る」と意気込む。「春らんまん」の舞台名で娘役を演じる、同劇団代表の斉藤まりさんは「コロナ禍で家に閉じこもりがちだと思うが、このひと時を楽しんでいただけるお芝居になっている」と思いを話している。
感染対策下で当日先着順。問合せは【電話】090・1763・0484。